ヘンリー王子は、違法なプライベート情報収集の疑いでデイリー・メール紙などの出版元であるアソシエイテッド・ニュースペーパーズ・リミテッド社(ANL)を相手に訴訟を起こし、予備審問出席のため、27日に英国に緊急帰国したが、5月6日のチャールズ国王戴冠式への出席の返答はまだ保留したままだ。この動きは「裏目に出る」と英PR専門家のリヴ・アーノルド氏が警告した。英紙エクスプレスが伝えた。

 アーノルド氏は、ヘンリー王子とメーガン妃が戴冠式への出席の返答を土壇場まで待つと「メディアゲームをしているように見える。これは逆に裏目に出る可能性がある」と語った。さらには1月に発刊された回顧録「スペア」についてのメディアの喧騒が終息しない状況下での、ヘンリー王子の緊急訪問は、戴冠式に向けての思惑があったのではないかと推測する。

 戴冠式の出欠返答の期限は4月上旬とされているが、アーノルド氏は「回答を静かにしておくと、ギリギリまで待ってメディアゲームをしていると大衆は思うかもしれません。今回の帰国もその理由を推測するでしょう」と語り「彼らのステータスを考えると、このまま出席について沈黙を保つことは難しいでしょう」と、最悪の場合はしびれを切らした王室側が回答を締め切ってしまう可能性も示唆した。

 ヘンリー王子はチャールズ国王との対面も断られ、休暇中のウィリアム皇太子との対面もかなわなかった。4日間の予備審問は30日で終了するが、ヘンリー王子は3日目の審問を欠席。いつまで英国に滞在するのかも不明だ。この後、王子がどんな行動に出るのか、注目となってきた。