【米フロリダ州ノースポート27日(日本時間28日)発】レッドソックスの吉田正尚外野手(29)は敵地で行われたブレーブスとのオープン戦に「4番・左翼」で先発出場し、投ゴロ、遊ゴロ、中前打で3打数1安打だった。チームは1―6で敗れた。

 ブレーブスは先発の谷間ということで、1イニングごとに救援陣が交代して投げる「ブルペンデー」だったこともあり、吉田は3人の左投手と対戦した。

 リーと対戦した2回先頭はカウント1―2からの4球目、3球続いたスライダーを引っかけるように打たされ投ゴロに。5回先頭はカットボールが決め球のルートキーと対戦。フルカウントからの6球目、中堅方向に打ち返すも遊ゴロに倒れた。

 7回二死無走者はマイナー投手のデアビラから中前打。カウント0―2から82マイル(約132キロ)の外角スライダーを中堅右に痛烈なライナーで打ち返した。WBCからチーム合流後、初安打だ。直後に代走を送られベンチに下がった。

 この日の打撃について「甘い球を見逃したり、センター方向には打ち返せてはいるが、まだ打球が上がっていない。ちょっと差されているかな」と振り返った。内野ゴロに倒れた1、2打席目は「(打つ)ポイントが前になっていることと、バットと身体の距離がもう少しってところ。見え方も含めてもうちょっと、全く、という感じではない」と話した。

 負けが許されないWBCと、調整の意味合いが強いオープン戦は同じ試合ではあるが当然、大きく違う。吉田は「WBCで1回上げたのもあるし、順調に来ているかなと思う。あとは雰囲気だったり、もっと気持ちも高まってくるだろうし、そういう中でどう冷静に振っていけるかだと思う」と引き締まった表情で話した。

 本拠地フェンウェイ・パークにオリオールズを迎える30日(同31日)の開幕戦は3日後。大歓声の中、吉田がどんなプレーを見せてくれるのか楽しみだ。