【米国フロリダ州フォートマイヤーズ25日(日本時間26日)発】前夜のブレーブス戦に6回裏まで出場していたレッドソックス吉田正尚外野手(29)はレイズとのオープン戦には出場せず、居残り組によるフリー打撃などで軽い調整を行った。

 ストレッチから始まるおよそ1時間20分の練習はメインスタジアムではなく、隣で傘下マイナー1Aがツインズとのオープン戦を行っている練習フィールドで行われた。そんな中、吉田の姿を見つけたファンはサインをもらおうと、その時が来るのを待ち構え、ひとりの少年が吉田に「WBC見たよ、物凄い活躍だったね。あなたのサインが欲しいんだ」と声をかけると、吉田は小さく手を上げ、「サンキュー。後でね」と笑顔で答えた。

 中堅を中心にライナー性の当たりを放ったフリー打撃が終わり、次の組の球拾いを兼ねた外野守備練習を終えると、吉田は金網越しに数分間に渡るサイン会を開き、ボールやバットにサインをもらったファンを喜ばせた。

 この日は「どちらかというと落とし日なので、コーチも配慮してくれたのだと思う」と話した吉田は、明日のツインズとのオープン戦には出場し、「今の予定では(オープン戦の)残り3試合に」出場する予定だ。WBCでは昨年の日本シリーズ以来となる人工芝でのプレーを余儀なくされたこともあり、下半身に強い張りが出ていたが「もう大丈夫です」。そして「身体の状態がいいって事は言えるが、打撃の状態はちょっと分からない」と、まだメジャーの一線級投手と対戦していない自身の打撃については冷静に見ている様子だった。