韓国メディアが新体制となるサッカーの自国代表に向けて、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での歴史的惨敗を引き合いに出して強い〝警告〟を発した。

 サッカー韓国代表はユルゲン・クリンスマン新監督を迎えて24日のコロンビア戦と28日のウルグアイ戦で新たなスタートを切るが、今後のチーム強化に向けて同国メディアは危惧している。

「OSEN」は「WBCの野球代表チームの韓日戦の大惨事は、サッカーも人ごとではない」と警鐘を鳴らした。

 現在開催中のWBCでは日韓戦が大きな注目を集めたが、結果は4―13と日本に歴史的大敗を喫した。これを受けて、韓国では野球代表チームに対する怒りが大爆発。「大会後、野球代表チームを批判する世論が殺到している。国内最高の人気を誇るプロ野球の最高選手が集まったが、競技力は期待に及ばなかった。次の世代に対する懸念はさらに大きくなっている」とその実力のなさを断罪した。

 同メディアは日韓戦の持つ重要性を強調。「種目を問わず、韓日戦に対する意味は大きい。サッカーは1954年W杯予選の韓日戦を控えて、代表チームは『日本に敗れれば玄海弾に身を投げる』決意を固めた。しかし、今は精神力も日本が上の時代になった」と近年の韓国代表は精神面が未熟だと断罪した。

 サッカーでも近年はA代表を始めとして各カテゴリーで黒星が続いており「韓国サッカーも選手層、技量、技術で日本に押されている。韓国の強みだった精神力や闘志、体格などでさえ日本が良くなっている」と指摘。「韓日サッカーの格差は今後さらに広がるだろう」と悲観的な見方を示した。

 韓国では野球代表への失望感が広がっており、サッカー代表だけはなんとしても日本を上回るよう期待が向けられているようだ。