参院選の街頭演説中に凶弾に倒れた安倍晋三元首相の死去に伴う衆院山口4区補欠選挙(4月23日投開票)に立候補する元参院議員で、ジャーナリストの有田芳生氏(71)が14日、取材に応じた。
立憲民主党はこの日に国会内で行った常任幹事会で、有田氏を同補選の候補者として公認することを正式に決めた。
終了後、会見した岡田克也幹事長は「山口4区はまさしく安倍元総理の選挙区で、(自民党は)その後継者(元下関市議の吉田真次氏)の方が出ています。有田氏はさまざまな安倍政治について検証や総括ができて、最もふさわしい人を出すことができました。選挙戦では旧統一教会の問題、拉致問題などについても争点として取り上げたいと申しています」と明かした。
有田氏は15日、同県下関市内で立憲山口スタッフたちと立候補会見を開く予定。これに先立ち「安倍さんが凶弾に倒れて残念な結果の終わり方をされて、その議席をめぐる選挙です。野党が候補者を出せないことを避けなくてはならないということで(立憲から)声がかかった。同時に安倍さんが『回顧録』を出されて、安倍政治について自分で語っているのだけれども、そのことを選挙戦の争点にしなくてはいけないと思っています。拉致問題を優先すると言って、できなかったのはなぜか。それと統一教会問題です」と意気込みを語った。
昨年の参院選後、有田氏は自民党議員と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係が表面化すると、ジャーナリストとして活動し大きな注目を浴びた。
「(安倍氏の選挙区)下関に来てビックリしたんだけど、統一教会の問題は〝タブー〟なんです。統一教会の問題をやると、自民党批判になる、自民党への批判は安倍さん批判になる。山口4区では、統一教会問題を語れないような雰囲気があります。それは打ち破らなくてはいけない。保守の人たちに取っても統一教会問題は被害者を出していて、今もその問題が続いています。選挙戦の争点の一番最初に持っていこうと思っています」(有田氏)
有田氏は安倍氏の選挙区で当選することができるのか注目される。












