フィギュアスケート男子で五輪2連覇を果たし、プロに転向した羽生結弦(28)が座長を務めるアイスショー「羽生結弦 notte stellata」(10~12日、宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ)の会場周辺では、さまざまな催しが開かれる。

 会場がある利府町では、東日本大震災から12年の節目に合わせ、10~12日に「感謝のおもてなし」を実施。会場付近の広場にて、利府町の特産品である梨を利用したジュースやカレー、はちみつなどの販売を行うという。

 利府町は東京五輪のサッカー会場になった宮城スタジアムがあることから、祭典時に復興への感謝の気持ちを伝える予定だった。しかし、新型コロナウイルス禍の影響で実現しなかった。だからこそ、熊谷大町長(48)は「利府町では追悼式を行わずに『前を向いていきましょう』ということで、みなさんに応援してもらったことに対する感謝の思いを表したい。東京五輪のときはできなかったけど、こういう形で少しでも(感謝を)伝えたい」と胸の内を明かした。

 他にも11、12日に菅谷台緑地でキッチンカー感謝祭「にぎわい市」を、11日に利府駅前でキャンドルナイトも開催する予定だ。

 かねて羽生は「人と人とのつながりを感じられたり、そういう機会になったらいいなって思っています」と語っていた。その思いは、地元の自治体にもしっかり届いている。