WBC日本代表の村上宗隆内野手(23)の世界一への準備が完了した。

 7日の強化試合・オリックス戦(京セラドーム)に村上は「6番・三塁」で出場。第1打席で左中間スタンドに3ランを放った。

 公式会見で村上は侍1号について「本当に日に日に一歩ずつですけど、少しずつ感覚もよくなってきてますし、3月9日(WBC初戦・中国戦)に合わせて練習もしてきましたし、一本が出たということで準備ができたのかなと思います」と振り返った。

 悩める主砲の一発に栗山監督も「本当にシンプルにうれしかったですね。これだけのバッター、3冠王なので必ず(大会が)始まったら打ってくれると信じているので、いいきっかけになると信じています」とうなずいた。

 村上も追い詰められていた。この日、初めて4番から〝降格〟。「正直、悔しかった気持ちはありますし、このチームで4番を打ちたい気持ちもあります」と心情を吐露した。

 その一方で指揮官を悩ませてしまった責任も痛感。「栗山監督も本当にいろんな打順を考えてくれていると思いますし、いろんな選手のことを思っていろんな打順を組み替えたりやってくださっている。監督に言われた打順で僕自身結果を出すのが一番なので。今日は6番でしたけど、まず結果を出せてホッとしていますし、これからどの打順を任されようと僕自身しっかりとした準備をして戦いたい」と大会本番での〝恩返し〟を誓った。