スペイン1部バルセロナの下部組織に所属するU―20日本代表DF高橋仁胡(にこ=17)が2日、オンラインで取材に応じ、日の丸への思いを明かした。

 日本人の母とアルゼンチン人の父を持ち、スペインで育った高橋は、飛び級でU―20アジアカップ(ウズベキスタン)に出場する同日本代表に招集された。3日に中国との1次リーグ初戦を控え「(キャプテンの松木)玖生が言っていたけど、みんなの力で勝てると思う」と力を込めた。

 日本代表でのプレーについて「小さいときから日本のためにプレーしたいと母に言っていたし、(日本代表からの招集があったら)ダメとは言えない。日本のユニホームを着たら母もうれしいし、家族もうれしい。自分も日本代表のためにプレーしたいし、小さいことからそういう思いがあった」。母親は昨年、高橋が初めて日本代表のユニホームを着用したとき、涙を流して喜んだという。

 昨年のカタールW杯で森保ジャパンは1次リーグ最終戦でスペインから勝利を挙げたが、高橋は「日本が勝ってうれしかった」と日本側から応援。勝利の翌日には、日本代表のユニホームを着てバルセロナの練習へ出掛けたという。それほど日本への思いが強いわけだ。

 主戦場は左サイドバック。あこがれは、バルセロナの先輩、スペイン代表DFジョルディ・アルバ(33)、日本代表ではDF長友佑都(36=FC東京)だという。「2人とも欧州のトップ(クラブ)でプレーしている(長友はインテル時代)。自分もそういう選手になりたい」とさらなる成長を誓った。