Jリーグの若きスター候補生に欧州クラブのスカウトから熱視線が注がれている。欧州で展開するサッカー分析メディア「トータルフットボールアナリシス」が、現地のスカウトが注目するJリーグの逸材として5人を特集。なかでもU―20日本代表MF松木玖生(19=FC東京)には、1日開幕のU―20アジアカップ(ウズベキスタン)で注目が集まりそうだ。

 同メディアは「Jリーグは近年成長しており、欧州トップリーグのクラブが日本に目を向けている。チームの強化に大きな成果を上げていることに加え、カタールW杯でのショーを背景に日本サッカーへの関心がさらに高まっている」と日本人選手への注目度が上昇している現状を指摘する。

 そして「彼らはおそらくMF三笘薫(ブライトン)、FW古橋亨梧(セルティック)、MF伊東純也(スタッド・ランス)の足跡をたどるだろう」として注目の若手Jリーガーを特集。欧州クラブのスカウト評をもとに、移籍市場で注目されている選手5人をデータ分析とともに紹介した。

 まずはすでにA代表デビューを果たしている2人。MF満田誠(23=広島)については「バランスのとれたストライカーだ。彼はゴール、アシスト、守備的な貢献もチームに提供できる」。FW町野修斗(23=湘南)はカタールW杯メンバーに選ばれながら出番はなかったが「彼は技術のある攻撃で、相手の守備陣を悩ませる多種多様なフィニッシュを見せている」と高く評価された。

 常勝軍団の川崎で新エースと目されるFW宮代大聖(22)への期待も大きい。「彼は間違いなく決定力のあるフィニッシャーだ。ゴール前で希少な能力を発揮する」。来年のパリ五輪を目指す大岩ジャパンで主力のMF川崎颯太(21=京都)に関しては「危険を素早く突き止め、広いエリアを非常に迅速にカバーする」と守備力が評判になっている。

 そして昨季黄金ルーキーとしてJリーグで話題を集め、攻守両面で活躍した松木には〝特注〟マーク。「今年のJ1で絶対に注目すべき選手だ。将来、彼がよりビッグなクラブ、舞台へ進出するのは驚くべきことではない」と最高級のタレントして絶賛した。

 松木は現在、U―20W杯(5月開幕、インドネシア)の予選を兼ねるU―20アジアカップに参戦。今大会では「欧州からもスカウトが来るようだ。松木はすでに知られた存在だし、当然チェックするのでは」(Jクラブ関係者)と欧州クラブによる〝松木詣で〟も展開されそうだ。

 次世代のスター候補たちから目が離せない。