フィギュアスケート男子で五輪2連覇を果たし、プロに転向した羽生結弦(28)の異例の取り組みに、出版界からも驚きの声が上がっている。

 羽生は26日にスケーター史上初となる東京ドームでの単独アイスショー「GIFT」を開催。同事務局は13日、超人気創作集団CLAMP(クランプ)とコラボした絵本を発売すると発表した。羽生が紡いだ物語をスケーティングだけではなく「絵本という世界」で表現する方法を模索する中、CLAMPにイラスト制作をオファーしたという。詳細は後日明かされる予定で、講談社から「GIFT」として発売される。

 複数の出版関係者が「アスリートの絵本は珍しい」と話すように、異例とも言える試み。ある大手出版関係者は「アスリートがエッセーや自叙伝を出すことはよくあるが(絵本は)聞いたことがない」と証言した上で「アイスショーと絡めている点が面白いと思う。羽生選手にとってアイスショーが一つの軸ではあると思いますが、その中でも絵本にも携わる気概がすごいですよね」と目を丸くした。

 その羽生は「東京ドームでの公演の世界とは、また違う世界観を感じていただけるような作品です。この作品を通じて、多くの方に違った視点を感じて、楽しんでいただければと思います」とコメント。リンクの枠を超え、絵本からも〝ギフト〟を届ける。