3月のWBCで世界一を目指す侍ジャパンに選ばれた岡本和真内野手(26)が8日、巨人宮崎春季キャンプで外野守備練習を行った。

 シートノックでは本職の三塁を守った岡本和はフリー打撃中、前日に届いたという外野手用グラブを手に左翼へ。フリー打撃の打球をキャッチすると、ロングティーを行っていた丸が〝特別ノック〟で左右へ走らせた。

 丸から「(外野守備)できてるやん」と声をかけられた岡本和は、「いやもう暇つぶしです。あんま気にしなくていい。景色を変えて、外野ノックもしとこうかなっていうぐらいです」と照れ笑いだった。

 2017~19年に左翼で53試合に出場しているが、「ちょっと久々に入ると難しかったです。打球の感じとか距離感とか難しかったなと思います」と振り返った。

 侍ジャパンの三塁は昨季セ3冠王・村上宗隆(ヤクルト)とかぶる。これまで岡本和はWBCに向け「サードもファーストも外野もある程度は守れるとは思っているので、そこは自分の強み」とユーティリティー性をアピールしていた。本番に備えて一日も早く勘を取り戻すつもりだ。

 一方、打撃の方は好調をキープしている。この日は2年目右腕・赤星を相手にフリー打撃で右翼、左翼に2連発。約1時間の居残り特打でも目の覚めるような打球をスタンドに叩き込んだ。大久保打撃チーフコーチも「何も教えることがない。50本塁打は打てる」と舌を巻いた。

 投手との初対戦を「まだ、タイミングの部分であったり、距離感の部分というのが、まあ初めてだったんで、ちょっと変な感じはあったんですけど、思っていた以上にちゃんと振れたんじゃないかな」と振り返ると、逆方向への当たりにも「(スタンドに)いかないのがヤバい。今が普通だと思います」と淡々。侍ジャパン合流に準備は万端だ。