岸田文雄首相(65)は6日、首相官邸で開かれた政府与党連絡会議で、荒井勝喜前首相秘書官が「見るのも嫌だ」と同性婚カップルや性的少数派(LGBT)を差別する発言をしたことについて「不快な思いをさせてしまった方々にお詫び申し上げる」と陳謝した。
スピーチライターとしても重用してきた新井氏をスピード更迭した理由については「まったく政府の方針と反しています。国民に誤解を生じたことは遺憾だ」とした。
これにさっそく噛みついたのが立憲民主党の西村智奈美代表代行だ。「これでは『誤解をした国民に問題がある』とも受け取られかねません。首相にはこれらの発言が真に差別そのものであることを認め、誠実な謝罪を求めるものです」と追及の手を緩めない。
また、松野博一官房長官はこの日の衆院予算委で、岸田首相が1日の国会答弁で同性婚制度をめぐり「家族の価値観、社会が変わってしまう」との発言したことについて、「ベースは法務省が作成した。答弁書の文言として記されていたというより、質疑応答を繰り返すなかで答弁として発出した」と首相のアドリブだったとの認識を示した。
「そもそも新井氏の差別発言も、岸田首相の答弁に関する話題の中で出たものだと言われています。8日から始まる衆院予算委では(息子の)翔太郎氏の公用車お土産問題も取りざたされるだろうし、首相のショックは大きいでしょうね」(自民党関係者)
野党各党からの猛反発を受けて自民党の茂木敏充幹事長ら党幹部は対応を協議。LGBTの人たちへの理解を促進するための「LGBT理解増進法案」を前向きに進める方針を打ち出すという。
茂木氏は会見で「一昨年の場合、国会の日程で(LGBT理解増進法案の)提出には至らなかった。(今国会で)法案提出に向けた準備を進めていきたい」と語った。理解が必要なのは岸田首相である気もするが果たして…。












