3年ぶりに中日に復帰したソイロ・アルモンテ外野手(33=メキシカンリーグ)の評価がチーム内で爆上がりだ。

「もともとアルモンテの打棒は文句なし。守備難と、ケガがとにかく多いことが最大のネックになっていたが、アルモンテがケガをしないとなればもはや最強だよ。ビシエドやアキーノを上回る成績を残してすんなりレギュラーの座を奪ってしまっても何ら不思議ではない」とチーム関係者は指摘する。

 アルモンテは2018年に中日に入団。1年目から132試合に出場し、打率3割2分1厘、15本塁打、77打点をマークするなど在籍3年間で通算3割1分6厘、31本塁打、131打点の好成績を残した。しかし、下半身のケガが頻発すなど2年目以降は2年連続で規定打席に到達できず、年俸との兼ね合いもあって20年限りで退団となった。

 翌21年から韓国KTに移籍したが、右アキレス腱を痛めて6月に二軍降格すると、そのまま戦力外となった。ところが、昨季はメキシカンリーグに移籍すると全90試合に出場し、打率3割2分2厘、27本塁打、95打点と大暴れした。

 復活を遂げた理由は減量だった。「(前回在籍時より)5、6キロはやせた。どうしたらケガをしないかを研究しながらやってきた。食事関係も気をつけていて体重を増やさないようにしてケガに対しての意識が高まっている。やっぱり重いよりも軽い方がケガが少ない。自分の適性な体重を維持して動けるように。去年はシーズン通して試合に出られたので良かった」と明かす。

 その上で今季の目標に向け「143試合に出て、プレーオフも出たい。そのつもりでいる。モチベーションも前回より、もっと高い。やっぱり結果を残さないといけない勝負の年。一番大事なことはチームの役に立つことが自分が日本に仕事に来た役割。前回できなかったことは今回できるようにすべてをよくしていきたい」と意気込んでいる。

 減量に成功したアルモンテがケガをしないとなれば、まさに鬼に金棒。ビシエドやアキーノの〝バックアップ要員〟どころか主役の座に躍り出そうだ。