初優勝が視界に入ってきた。大相撲初場所12日目(19日、東京・両国国技館)、幕内阿武咲(26=阿武松)が幕内玉鷲(38=片男波)を押し出して1敗をキープ。星で並んでいた大関貴景勝(26=常盤山)が敗れたため、優勝争いで単独トップに立った。

 取組後は「しっかり我慢して下から攻められて良かった」と納得の表情。優勝争いにも「しっかり集中できている。変な緊張感もなく、ノビノビできている」と言い切った。

 1差で追いかける貴景勝は同学年で中学時代からのライバル。13日目(20日)の直接対決へ向けて「しっかり自分の相撲を取り切るだけ。自分はチャレンジャー。一生懸命、向かっていくだけ」と気持ちを引き締めた。

 今場所は125年ぶりの1横綱1大関。横綱照ノ富士(31=伊勢ヶ浜)が休場し、貴景勝は終盤に急失速。昨年後半から3場所連続で平幕優勝が続く中、その流れが続きそうな雲行きになってきた。