執念で白星をつかんだ。大相撲初場所11日目(18日、東京・両国国技館)、再出場の関脇豊昇龍(23=立浪)が幕内錦富士(26=伊勢ヶ浜)を寄り切って7勝目(4敗)。勝ち越しに王手をかけた。

 9日目の取組で左足首を痛めて10日目を途中休場した。先場所は三役で自身初の2桁白星となる11勝をマーク。このまま千秋楽まで休めば大関挑戦が振り出しへ戻る状況の中、わずか中1日で強行出場した。痛み止めの注射を打ち、患部は厳重にテーピング。相手を寄り切った後、左足を浮かせて痛がるようなしぐさを見せた。

 取組後は「勝って良かったです。まわしを取ることしか考えていなかった。しっかり集中できた。最後までやります」と話し、千秋楽まで取り切る構えを見せた。