【山口敏太郎オカルト評論家のUMA図鑑#501】米国で新年早々、海を泳ぐ謎の生物の姿が撮影されて注目を集めている。事件が起きたのはアメリカはノースカロライナ州のアトランティックビーチの沖合。地元で人気のレクリエーション・スポットであるボーグ・サウンドで発生したと伝えられている。
その日、チェイスン・テイルズ・アウトドアーズ・ベイト・アンド・タックルズ社のチャーター船の船長、ダニエル・グリフィー氏が仕事のために船を沖に出した直後、水面からかなり大きな何かが現れるのを目撃。その生物がよく見かける海の生き物とは違う泳ぎ方をしていたため、動画を撮影することに成功した。
動画には、静かな波間の一部に黒い生物の背中やヒレらしきものが見え隠れする様子が写っている。一見、クジラやイルカのようにも見えるが、大きなヒレがひるがえり、水を打つ様子は魚のようにも思える。しかし、これほど大きな魚もこの地域には生息していないそうで、またクジラやイルカはここまで柔軟に動くヒレを持っていない。
彼はこの不思議な生き物を捉えた映像を自身のフェイスブックで公開。グリフィー氏は「今朝、港にクジラかネス湖の怪物が来た。このように入江の内側にいるのは見たことがない。最初はイルカの群れかと思ったが、後に子クジラではないかと思うようになった」と語っている。
この映像は大いに反響を呼び、映像を見た人たちから何千ものコメントが寄せられたと言う。仮説も人によってさまざまで、ワニやアナコンダ、あるいはマナティーなど、いろいろな生物が候補に挙がっていた。しかし、ある人からは「クジラの赤ちゃんやワニなど、挙げられたどの動物でもないだろう。動きも優雅だし、頭には突起があり、後部には羽のような長いヒレもある。正直言って、これらの特徴が全て該当する海の生き物を知らない」という指摘もあった。そのため、中にはグリフィー氏が撮影した生物はネス湖の怪獣のようなUMAだとするジョーク混じりの意見も寄せられていた。
果たして、この生物の正体は何なのか。筆者はこの生物について、実は一体の大きな生物ではなく、複数の生物が一緒にいる場面だったのではないかと考えている。黒く大きな体はイルカの可能性が高いが、気になるのは大きなヒレだ。だが、筆者はヒレの主はこの地域にも生息しているエイだったのではないかと考えている。イルカがエイを食べようとしていたのか、エイで遊んでいたのかは分からないが、イルカから逃げようとしていたエイのヒレが海面に飛び出したところが動画に収められたのではないか。撮影者と生物の間に距離があったため、一体の生物に見えてしまったのではないかと筆者は考えている。
いまだに正体は明らかになっていないそうなので、気になる人はぜひ動画を見て考えてみてほしい。
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