韓国1部蔚山の洪明甫監督(ホン・ミョンボ=53)が全北に移籍した元日本代表MF天野純(31)に「日本人選手の中で最悪だ」などと猛批判した問題で、蔚山に今季から加入したMF江坂任(30)がとんだとばっちりを受けている。

 今回の騒動では洪監督がライバルチームの全北に移籍した天野を激しい言葉で糾弾したことで、日韓両国で波紋が広がっている。

 そうした中で、震源地でもある蔚山に入団した江坂が注目を集めている。

 江坂は今季の開幕に向けた蔚山の取材会に出席。すると江坂のもとに多くの韓国メディアが押し寄せた。そこで飛び出したのが、渦中の天野に関連した質問だ。

 同国メディア「OSEN」は「江坂は日本人であるだけに、最近ライバルの全北現代に移籍した日本人選手の天野純と比較されることは避けられない」と指摘。報道陣から天野に関する質問が相次いだ様子を伝えた。

 しかし江坂は今回の騒動に全く関係ない。それだけに「蔚山で日本の選手がこれまでたくさん来たことは知っていた。ただ、天野選手との比較についてはコメントする言葉がない」と困惑しながら言及を控えた。

 蔚山での開幕に向けては「韓国で新たな挑戦をすることになり、胸が震えるような思いだ」とヤル気をみなぎらせ、「フィジカルや球際の部分については日本より強いと思った」とKリーグの印象も語っている。

 天野と洪監督の騒動に関する報道は韓国で過熱する一方で、江坂にも飛び火してしまった格好。自身初の韓国でのプレーはピッチ外のプレッシャーとの戦いにもなりそうだ。