フィギュアスケート女子で北京五輪代表のカミラ・ワリエワ(16)が、ロシア国営世論調査会社による大規模調査で「最も人気のあるアスリート」に選出された。

 同国国営の「全ロシア世論調査センター(VCIOM)」は、今年度のアスリートに関する調査を実施。ワリエワが投票数全体の7%を獲得して1位に輝いた。

 2位は五輪で3度優勝したクロスカントリーのアレクサンドル・ボルシュノフ、3位が米プロホッケーリーグ(NHL)のスターであるアレクサンドル・オベチキンが3位となった。その後に、フィギュアスケートの北京五輪ロシア代表でワリエワの同僚だったアンナ・シェルバコワやアレクサンドラ・トルソワが続いた。

 同国の国営通信社「タス通信」はこの結果を受けて「ロシア人は、フィギュアスケート選手を支持する傾向がある」と指摘。過去の同じ調査では、フィギュアスケート界で皇帝と称されるレジェンドのエフゲニー・プルシェンコ氏が4度にわたって1位を獲得。ロシアでのフィギュアスケート選手が絶大な人気を得ている状況が浮き彫りになっている。

 一方で、英メディア「インサイドザゲームズ」は「北京冬季五輪の前にドーピング陽性反応を示した後、現在4年間の出場停止に直面しているが、ロシアで最も人気のあるアスリートに選ばれた」と皮肉たっぷりに報道。ロシアではドーピング問題がアスリートのイメージに影響することはないのか、興味深い結果になったといえそうだ。