女子プロレス「スターダム」の中野たむが、故郷に錦を飾った。

 地元凱旋興行となった9日の愛知・東祥アリーナ安城大会では、6人タッグのリーグ戦「トライアングルダービー1」公式戦でなつぽい、SAKIと組み、月山和香&網倉理奈&桜井裕子と対戦。「コズミック・エンジェルズ」と、共闘する「カラーズ」の同門対決となった。

 月山と対峙した中野は、奮起を促すかのように髪をつかみ強烈なエルボーをお見舞い。逆に月山のエルボー20連発は正面から受けきった。これで火がついた月山に猛攻を食らうが、試合時間が残り2分を切ったところでコーナートップから場外の敵軍3人めがけてプランチャを発射。

 残り30秒となったところでジャーマンを決め、最後はバイオレット・スクリュー・ドライバーでトドメを刺した。試合タイムは14分58秒で、時間切れドローまであと2秒の激闘だった。

 昨年11月には同じ安城市出身の新日本プロレス、オカダ・カズチカが凱旋試合を行った会場で勝利を収めた中野は、月山を静かに抱きしめると「大切な土地で大切な仲間と戦えたことをうれしく思います。たむにとって大切な日だから、今日だけはコズエンで締めてもいいですか?」と呼びかける。ここに白川未奈も加わって集合写真に収まったが、どこか白川の表情がぎこちなかった。

 いずれにせよ、4日の新日本・東京ドーム大会では王者KAIRIとのIWGP女子王座戦にわずか5分47秒で敗れた中野が、故郷で復活へのきっかけをつかんだのは確か。逆襲ロードがスタートする。