土俵外でも戦っていた――。大相撲初場所2日目(9日、東京・両国国技館)、東大から初めて力士になった序二段の須山(25=木瀬)が、序二段の瑞天龍(17=境川)を肩透かしで下し、白星発進。引いて相手を土俵にはわせたが、取組後は「しっかり当たってからの肩透かしだったので、よかったと思います」と振り返った。
昨年11月の九州場所は3勝4敗に終わり、デビュー3場所目で初めて負け越し。今場所は西序二段18枚目から西序二段45枚目に番付を落とした。場所前の稽古では脇を締めるなど基本的な部分を見つめ直し「一日一日悔しい気持ちを忘れず、できることを頑張ってきました」と語った。
ところが、増量を目指した体重は114キロから2キロほど減ったようで「おそらく卒論のストレスだと思います。めっちゃ大変で…」と、土俵外の〝相手〟に悩まされていた。
卒論制作は九州場所後から本格的に取り組むようになり、1日4、5時間費やしたという。テーマについては言及しなかったが、字数が4万字にのぼったことを明かし「1月5日が締め切りだったので終わらせました」と場所前に仕上げた。
須山は「まだ通るかどうかは分からないですけど」としつつ安堵の表情。その一方で「勉強は卒業しても続けていったほうがいいかなと。相撲に一番集中するんですけど、少しでも何か続けられたらいいかなと思います」と話すように、今後も〝学び〟を続けるつもりだ。
今年1年は「幕下目指して一日一日できることを一生懸命やっていきたい」ときっぱり。卒論から解放された須山が土俵に〝全集中〟する。











