ロシア軍が南西部のロストフ地域で防空作業中にUFOを撃墜したと主張している。地元メディア「オストロジュナ・ノーヴォスチ」が4日、ロシアのSNS「テレグラム」に動画を公開した。

 17秒の動画では、空中でオレンジ色に強く発光する謎の球形の物体に対空ミサイルを発射。命中し、物体が爆発し、光を失うシーンが収められている。該当のテレグラムには「『見て、別のものがなくなった』 ロストフ地域での防空作業の別のビデオ」とつづられている。

 これを英紙デイリー・スターは5日、「ロシアの防空部隊はUFOを撃墜したと主張している」と報じた。

 前述のテレグラムの「別の」とはどういうことか。もともとロストフ州のヴァシリー・ゴルベエフ知事が3日、テレグラムに「ボールの形をした小型の物体がミャスニコフスキー地区にあるスルタンサラの村の2400メートル上空を飛んでいるのが発見された」と書いた。その謎の物体を地元の防空部隊が対空ミサイルによって破壊した。それを同日、地元メディア「リヴエット・ロストフ」が「ボールの形をしたUFOが撃ち落とされた」と報じたのだ。その際には動画も画像もなかった。3日のものとは別のUFOを4日に撃墜し、その動画をオストロジュナ・ノーヴォスチがテレグラムにアップしたというわけだ。

 謎の物体は攻撃してこず、空中に浮いていただけだった。偵察用のドローンにしては、すぐに発見され、すぐに撃墜された。未確認の飛行物体ということで、UFOと呼ぶしかないだろう。ゴルベフ氏は、UFOという前提で、「空は対空防御で覆われている」と地元の人々を安心させ、危険はないと述べた。