フィギュアスケート・アイスダンスの村元哉中(29)、高橋大輔(36=ともに関大KFSC)組が新たな勲章を手にした。

 カップル結成3季目の今季は「全日本選手権V」を1つの目標に掲げ、10月のデニステン・メモリアル・チャレンジでは国際スケート連盟(ISU)公認の国際大会で初Vを飾るなど、成長した姿を各試合で披露。大会前に村元は「本当に感じたままで滑れている。体に染み込んでいるので大丈夫」と確かな自信をのぞかせていた。

 そんな中で開幕した全日本選手権(大阪・東和薬品ラクタブドーム)。22日のリズムダンス(RD)では77・70点をマークして首位発進。高橋は「リフトで減点はあったけど、それ以外は大きなミスなくやれた」と収穫を強調した上で、11月のNHK杯後に重点を置いて練習してきたフリーダンス(FD)に向けて「練習してきたこと以上の演技はできないと思うので、今できる100%を出せたら」と決意を述べていた。

 高橋の言葉通り、24日のFDでは、華麗なステップ、息の合ったツイズルなどで観客を魅了した。最後にミスはあったが、108・91点を記録し、合計186・61点で日本一の座を奪取。世界選手権(来年3月、さいたまスーパーアリーナ)の代表入りに大きく前進した。

 また、男子シングルを過去5度(2005~07、09、11年)制している高橋は、史上初となる男子シングル&アイスダンスの2冠を達成。フィギュア界に1つの歴史を刻んだ。