自民党は23日、衆院小選挙区の「10増10減」(28日施行)に伴う候補者調整として、次期衆院選の公認候補となる支部長72人を選任した。

 1都14県の合計134選挙区のうち、10都県72選挙区で候補予定者となる支部長を決めたが、調整が困難な62選挙区は来年に先送りしている。

 10増10減を定める改正公職選挙法は28日から施行され、それ以降に公示される衆院選から新たな区割りがスタートされる。

 定数が1減の10県のうち、宮城、滋賀、和歌山、山口、長崎県の5県はすべての選挙区で選任を見送った。このうち安倍晋三元首相の死去に伴う山口、和歌山で来年4月に旧区割りで補欠選挙が行われる予定だ。

 森山裕選対委員長は会見で残りの選挙区について「来年の1月中にできるだけ、めどをつけることが大原則だ。(来年2月26日予定の)党大会までさらに努力したい」と語った。

 ちなみに昨年の衆院選で落選した石原伸晃氏は東京都第8選挙区支部長、新型コロナウイルス禍の緊急事態宣言中の深夜に銀座クラブで飲食した問題で引責した松本純氏は神奈川県第一支部長にそれぞれ名前を連ねている。