ヘンリー王子とメーガン妃が英王室に謝罪を求めていると、複数の英メディアが取り上げている。夫妻は英王室のダブルスタンダードに怒りを覚えているというのだ。

 先日、故エリザベス女王の侍女を長年勤めたスーザン・ハッシー夫人が辞任。ハッシー夫人は先月開かれたイベントで、黒人慈善活動家のンゴジ・フラニ氏に対して執拗に「あなたは本当はどこ出身なの?」と問い詰めていた。このことをフラニ氏がツイートすると、ハッシー夫人に対して「人種差別だ」と批判が巻き起こっていた。

 ウィリアム皇太子の広報事務所は「容認できないコメント」「人種差別は私たちの社会に居場所がない」と反応。ハッシー夫人はフラニ氏に直接謝罪したという。

 これで一件落着かと思いきや、そうはいかないのがヘンリー王子とメーガン妃だ。かつてメーガン妃は英王室内での人種差別についてインタビューを受けたことがある。事情通は英サンデー・タイムス紙に「夫妻がさまざまな懸念を提起した時には、会議も謝罪も説明責任も果たされなかった」と話した。夫妻からすると英王室はフラニ氏には即座に対応したのに、自分たちには謝罪も説明もなかったと不満なわけだ。

 ヘンリー王子とメーガン妃は来年5月に行われるチャールズ国王の戴冠式の前に、和解の会合を開きたいと考えているという。英王室の事情通によると、チャールズ国王は夫妻に会う可能性を示唆しているそうだ。

 しかし、実現は不透明。来月にはヘンリー王子の自伝本「スペア」が発売となるが、ネットフリックスのドキュメンタリーよりも扇情的な主張があるとされている。今のところチャールズ国王に夫妻と面会する考えがあったとしても、本の中でカミラ夫人への中傷があった場合は〝レッドライン〟を越えたと見なされる。そうなれば謝罪を受けるどころではなくなりそうだ。