米スポーツサイトのアスレチックは12日(日本時間13日)にレッドソックスと5年9000万ドル(約124億円)で合意した吉田正尚外野手(29)が「ヤンキースからFAになっているアンドルー・ベニンテンディ外野手と似たインパクトを与える可能性がある」と伝えた。

 左投げ左打ちで28歳のベニンテンディは2015年にドラフト1巡目でレッドソックスに指名され、翌16年に早くもメジャーデビュー。ア・リーグ地区シリーズでいきなり本塁打を放って驚かせた。持ち味である確実性のある打撃で、17年に左翼のレギュラーに定着。155安打を放ち、打率2割7分1厘、20本塁打、90打点、70四球を選んで出塁率3割5厘2分をマーク。ア・リーグの新人王投票で2位に入った。ちなみに1位は52本塁打を放ったヤンキースのジャッジだった。

 ブラッドリー、ベッツと最強の外野コンビを形成し、18年には168安打で打率2割9分、16本塁打、87打点と活躍してワールドシリーズ制覇に貢献。その後、21年にロイヤルズへ。22年7月にヤンキースへ移籍し、現在はFAになっている。

 ベニンテンディはレッドソックス在籍5年間で得点圏打率3割5分3厘を誇り、しぶとく勝負強かった。また、冷静かつストイックなフィールドでの姿勢も相まってボストンのファンに愛された。そのベニンテンディに重ね合わされるということは大きな期待の表れといえる。フェンウェイ・パークで大歓声を浴びる吉田正が楽しみだ。