新日本プロレス「スーパージュニアタッグリーグ」公式戦(25日、群馬・桐生)で、「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」のBUSHI(39)、ティタン組が、IWGPジュニアタッグ王者のTJP(38)、フランシスコ・アキラ(23)組に土をつけた。

 TJPと対峙したティタンは、いきなりマスクに手をかけられたが、落ち着いていた。BUSHIとのスピーディーな連係を駆使し、追撃を許さない。BUSHIもアキラにTシャツを脱がされ、床に叩きつけられる暴挙に見舞われたが、王者組の揺さぶりには動じなかった。

 終盤までめまぐるしく攻防が入れ替わる中、ティタンが渾身のトペ・スイシーダでTJPを排除。残るアキラにBUSHIのコードブレイカーと、ティタンのスワンダイブ式フットスタンプの合体技「アンヘル・インモルタル」がズバリ。BUSHIが3カウントを奪った。

 これで、5日大阪大会のIWGPジュニアタッグ王座戦で敗れたリベンジに成功。試合後、ティタンは王者組のベルトをリングに並べて勝ち誇ると、BUSHIも「勝ったのは俺らだぞ! 会場の全員が証人だよ」と胸を張った。

 さらに「TJP、アキラ、必ずもう一度、お前らの前に立ってやるよ」とタイトル戦での〝再会〟を予告。この勢いのまま悲願の王座取りへ突っ走る。