楽天・涌井秀章投手(36)と中日・阿部寿樹内野手(33)の交換トレードが成立し、15日に両球団から発表された。
西武、ロッテ、楽天に続き4球団目となる中日へ移籍する涌井は「4球団目なので、新しい友だちづくりを(横浜高の後輩)柳に橋渡ししてもらい、新しい野球人生をスタートしたいと思います。パ・リーグで18年やって、東北の皆さんの温かい声援は味方になってなお温かく感じました。日本シリーズで対戦できるように頑張ります」とコメントを出した。
プロ19年目の来季を初めてセ・リーグで迎えることになる154勝右腕には、西武、ロッテ時代のトレーニングコーチで、現在も毎年1月の自主トレで指導にあたっている大迫幸一氏(69)がエールを送っている。
大迫氏は「1か月くらい前から、こういう形になるかもしれないということは本人から聞いていた。チームが変わるのももう3回目だからね。新しい環境でまた奮い立つものもあるだろうし、何も心配していないですよ。また、もうひと頑張りできると思う」と来年、37歳を迎える涌井への期待を語った。
プロ野球選手として晩年に入った涌井に「普通に投手人生をまっとうしてほしい」と願う大迫氏は、一方で「自分が経験してきたことを下に教え始めている。こういうところが大事だよとか、ゲームの作り方なんかについても。個人的にはいい指導者になると思うし、それを願っている」と将来的な指導者適性についても言及する。
これまで紆余曲折がありながら「野球に対しては妥協することなく誰よりも真剣に取り組み、走って来た。それをやっかむ人もいるんだけど、やっぱり周りの人間はそういうところを見ている。そこが変わらずワクの一番の武器だろうし、中日での〝第4の野球人生〟も頑張ってほしい」と新天地での活躍を期待している。












