ハロウィーン本番直前の週末となった30日、大阪市の繁華街ミナミは深夜まで多くの人でごった返した。
新型コロナウイルス対策による規制が緩和されたことで、道頓堀に架かる戎橋周辺は午前中から多くの人でにぎわい、午後7時を過ぎると仮装した人が次々と集まりだした。
客引きをしていた飲食店関係者は「昨日よりも人が多いですね。コロナ前の3年前と比べても多いかも」と話した。
29日にはソウルで多くの犠牲者が出る事故が起きたばかり。「お母さんに『危ないから行くな』って言われたけど、久しぶりなので来た」(ミニスカポリスのコスプレ女子高校生)、「怖いと思ったけど準備も終わってたので。できるだけ人混みに近すぎるところは避けるようにしました」(ねこ娘のコスプレ&特殊メーク女性)、「ショックでしたけど、傘で距離取ってもみくちゃにされないようにします」(「ONE PIECE」のペローナのコスプレ女性)と注意はしつつ、せっかくのハロウィーンを楽しもうという人がほとんど。事故を知らない人も数人いた。
大阪府警は「橋の中央に立ち止まらずにお進みください」とスピーカーで呼びかけたり、橋の東西にあるスロープに警官を配置し、動線の確保と“道頓堀ダイブ”を警戒。飛び込むそぶりを見せた男性に注意をする場面もあったが、2018年のサッカー・ロシアW杯や19年の令和改元の際ほどの厳戒態勢ではなかった。
3年前と比べ、大きく変わったのが外国人、特にアジア系外国人の増加だ。前出のコスプレイヤーらは、写真撮影を頼まれた人の半分から8割が外国人だったと話した。
この日、オリックスが日本シリーズ第7戦でヤクルトを破り1996年以来、26年ぶりとなる日本一に輝いた。午後11時過ぎに20代男性中心のオリックスファン数人が戎橋に現れ、橋のたもと辺りで円陣になって、オリックスの応援歌SKYを歌いあげた。
警察からは「ここ止まらんといてな」とやんわり叱られたが、ファンらは「26年ぶりの優勝をみんなでスポーツバーで見てました。決まった瞬間はSKYをみんなで歌った。前回はまだ生まれてなかったので最高です」と日本一の余韻に浸りながら、次の飲み屋へと向かった。











