〝燃える闘魂〟が2人を結びつけた。来年1月1日のノア東京・日本武道館大会で、米WWE・中邑真輔(42)VS〝魔界の住人〟グレート・ムタのドリームカードが決まり大きな反響を呼んでいる。交渉に携わったサイバーファイトの武田有弘取締役が実現に至った経緯を明かした。
武田氏は「グレート・ムタも中邑選手も全くそんなこと思ってないかもしれないですけど…」と前置きした上で、ドリームマッチが実現した要因の一つに、1日に死去したアントニオ猪木さん(享年79)の存在を挙げた。
武藤が引退ロードの対戦希望選手の一人として中邑の名前を挙げたことで、武田氏は早い段階からWWEと交渉を開始。だが、当然のごとく他団体出場の壁は高く、交渉は何度も暗礁に乗り上げたという。
そんな折に猪木さんの訃報が流れた。世間には武藤と中邑、共通の師匠が貫いた「猪木イズム」とは何だったのかという記事が数多く配信された。「いろいろなニュースや昔の記事も見て、やっぱりプロレスとは、興行とは、お客さまがビックリするようなこと、喜ぶことをやるものなのだなと。紆余曲折はありましたけど、もう一回(WWEと)話をしてみようと。実現させたい思いがより強まりました」と振り返る。
結果的にギリギリのタイミングで交渉が成立し、プロレス史に残るマッチメークが実現した。「個人的には、何か運命に導かれているような感覚がありますね」と、掛け値なしのドリームマッチに期待を寄せた。











