日本相撲協会の英語圏向けユーチューブチャンネル「SUMO PRIME TIME」に元横綱白鵬の宮城野親方(37)が登場。同親方は昨年9月に現役を引退し、来年1月28日に東京・両国国技館で断髪式を控えている。

 宮城野親方は改めて引退について問われると「最高ですね。食事がおいしい、酒がおいしい。何が幸せかと言うと、明日朝稽古がないことが幸せ」と笑う一方で「(弟子の指導は)楽しいけど、大変難しいですね。(相撲の技術などは)自分ができちゃうじゃないですか。それを弟子に教えるというのは(難しい)」と育成の苦労も口にした。

 その後は相撲の基本をレクチャーし「四股はものすごく大事なもので、力士の皆さんは毎朝やっていると思う。私の場合、テッポウもすごく大事なんですね。何で大事かと言うと、テッポウは〝手の四股〟だと思っている」と力説。「指先、手首、ヒジ、肩。全部を鍛えるんです」「手だけを無理に動かすのではなく、全身を使う」「単純な作業だから見てるほうも、やるほうも面白くない。でも、自分と会話をしながらやる」などとテッポウの〝極意〟を明かした。

 優勝45回を誇る大横綱による〝金言〟に、海外の相撲ファンからは英語で「トレーニング方法に対する洞察が素晴らしい」「彼は良い指導者」「素晴らしいアドバイスだ」などと絶賛する書き込みが相次いだ。

 最後に、宮城野親方は「いち早く関取衆を育てて、横綱大関をつくって大相撲に恩返しがしたい。もう少し待ってください(笑い)」と指導者としての抱負を語った。