〝新井さん節〟が再び炸裂だ。広島・新井貴浩監督(45)は21日、ドラフト1位で指名した苫小牧中央(北海道)の斉藤優汰投手(18)に指名あいさつを行った。

 午後1時前に同校を訪れた指揮官は、校舎の前で待ち構えていた斉藤と握手。「お忙しい中、ご足労いただきありがとうございます」と緊張気味に話すドラ1に、笑顔で応じ「そんな硬くならなくていいよ。よろしくね」と肩をポンポン。応接室に移動した後も指揮官は「リラックスして」と場を和ませた。

 斉藤の第一印象について新井監督は「大きくて、すごくいい体をしている」と話し、目指してほしい投手像として「最終的には、黒田(博樹)さんのようにチームのために腕を振れる、そんなエースになってほしい」と伝えたという。

 そして斉藤と背番号についての話があったかと問われると、指揮官は「背番号ですか? そこもですね。球団の方にですね。『15番どうですかね?』っていうふうに…」と少しためた後に「って言ってないです」と茶目っ気たっぷりに笑顔で話した。

 また、新井監督は同席した学校長から斉藤が学業でも「学年で1番」だと聞いたと明かし「1番ってビックリして」。監督は何番だったのかと質問されると「自分は2番だったから…」と再び〝タメ〟をつくり「下からだよ」とジョークで返し、再び笑いを誘った。

 終始、笑顔でリラックスムードだった指揮官につられるようにして、斉藤も徐々に笑顔が増えていった。斉藤は「すごい緊張してたんですけど、ほぐしてもらえて。すごく面白い方だなと思った」と〝新井さん節〟に感謝しきり。ドラ1右腕がチームに溶け込む〝一助〟となりそうだ。