全日本プロレスマットを席巻する極悪集団「ブードゥー・マーダーズ(VM)」が崩壊危機だ。

 9月18日の「50周年記念大会」(日本武道館)では諏訪魔(45)が宮原健斗に3冠ヘビー級王座を奪われ、稔&歳三がアジアタッグ王座から陥落。しかも、翌日の後楽園大会では諏訪魔とVM総帥のTARUが口論となり、不穏な空気が流れていた。

 イライラが募る諏訪魔は、TARUを緊急招集。渋々訪れたVM総帥から「俺をわざわざ呼び出すってことは、どういうことか分かってるんやろな?」とニラみつけられると、諏訪魔も「後楽園でのあれ、何なんだよ!」と追及し、ピリピリムードが漂った。

 すると、TARUは「武道館の宮原健斗戦、負けは負けや。後楽園では冷静に試合をしなければならなかったのに、一人で先走りやがって」。暴走ぶりが目立つことを危惧しているとし、諭すように「新しい全日本をつくり上げるためにVMに加入したんじゃなかったのか?」と問いかけた。

 だが、聞く耳を持たない暴走専務は「知らねえよ。俺には俺のやり方があるんだ。3冠も取って、俺のやり方で盛り上げてきたのに何の文句があるんだ」と反論。見かねたTARUは「俺はこれからの全日本のために、VMに〝新しい風〟を吹き込んでいくからな」と意味深に予告し、その場を後にした。

 一人残された諏訪魔は「何だよ、その風ってのは!」。このまま空中分解してしまうのか。