新日本プロレス25日神戸大会でIWGP・USヘビー級王者ウィル・オスプレイ(29)に挑戦するデビッド・フィンレー(29)が公開調印式で王者をKOした。

 悲願のシングル初タイトルを狙うフィンレーは、この日の調印式で「オスプレイ、思い起こせばお前はジュニアの時代から有名な選手と名勝負を繰り広げてきた。ヘビーに転向しても伝説的な試合をして、ユニットを率いている。実力を認めている」と王者を称賛。「しかし、明日の試合は別だ。明日は俺の全てをかけて戦う。下馬評では不利だと言われているけど、それを覆してやる。全ての部分でお前を上回る。USのベルトが巻かれるのは自分の腰だ」と、敬意を示しつつ必勝を誓った。

 しかし「ユナイテッド・エンパイア」のギデオン・グレイを率いて登場したオスプレイは、終始挑発的な言葉を投げかけてきた。「俺はこれまで全て自分の力で成し遂げてきた。しかし、デビッド・フィンレーという負け犬は、すべて仲間の力を借りてタイトルを取ってきた。コイツは父親がデーブ・フィンレーだからと言って『親の七光』でレスラーをやっているんだ」。

 この酷評に激高したフィンレーは、イスを手に王者に接近。至近距離から顔面にイスを投げつけてKOすると、ベルトを高々と掲げて退場した。まさかの展開に、US王座戦は風雲急を告げてきた。