日本選手最多となるシーズン56本塁打は、またもお預けとなった。ヤクルトは6―2で中日に逆転勝ちし、2位DeNAが巨人に敗れたため優勝マジックを一気に2つ減らして4としたが、村上は3打数1安打2四球2三振。55号が飛び出した13日の巨人戦を最後に5試合、23打席連続で本塁打から遠ざかっている。
初回一死一、三塁ではカウント0―1から4球連続ボールと勝負してもらえなかったが、0―2の4回には先頭打者で相手先発の左腕・松葉から右前打を放ってチャンスメーク。5番オスナの中越え二塁打と6番サンタナの勝ち越し3ランの呼び水となった。
ただ、4―2の一死二塁の追加点のチャンスには申告敬遠。これにはスタンドの竜党からも「え~っ」と落胆の声が上がった。7回二死走者なしで迎えた第4打席は根尾が勝負を挑んでくれたものの、最後はフルカウントから外角低めの149キロを見逃し三振。思わず苦笑いが出た。9回二死走者なしの第5打席では5番手の右腕・森に2球で追い込まれ、5球目のワンバウンドのカーブに空振り三振だった。
23打席本塁打なしとはいえ、その間に4四球、3敬遠、1死球と、まともに勝負してもらえていない。高津監督は「ムネ(村上)の一発ってやっぱり目立つし、ムネの存在があって5番、6番につながっていくんだと思う。今日に関しては外国人2人が打点と出塁とつながりを良くやってくれた」と〝主砲の存在感〟を強調していた。












