女子プロレス「スターダム」のシングル最強を決めるリーグ戦「5★STAR GP」ブルースターズ公式戦(11日、横浜武道館)で、「プロミネンス」の鈴季すず(19)が悲願の初白星を挙げた。

 コロナの陽性判定で出遅れ3戦全敗中の鈴季は、6勝1敗の勝ち点12でトップの葉月に続く好成績を残すワンダー王者・上谷沙弥(25)と対戦。

 試合開始早々、鈴季が足を引っ張り、場外へ連れ出すと上谷の頭を机の角にぶつけ大暴れした。だが、その後は王者の強烈なエルボーに苦しめられる展開に。さらにエプロンでフランケンシュタイナーを決められ場外へ落とされてしまう。

 それでも負けじと場外にジャーマンで投げ飛ばし、両者一歩も譲らない攻防を見せた。終盤ではコーナー上でエルボー合戦を繰り広げ、ヘッドバットを食らわせた鈴季が主導権を握った。最後はジャーマンを2連発をお見舞いし、3カウントを奪った。

 試合後「上谷! アイツは頭いかれてんな! 頭がおかしくて、何やってくるかわかんないゾンビみたいなヤツ、大好きなんだよ!」とまさかのラブコール。

 続けて「リーグ戦初勝ち星。鈴季すずが弱いんじゃねえかとか思ってたヤツ、なめんなよ!」とカメラをにらみつけ「スターダムの白のチャンピオンに勝てる、これが鈴季すずだよ。今日がタイトルマッチだったら、ここ(腰)にベルトがあっただろうね」と言い放ちバックステージを後にした。