“裏切り”騒動の行方はいかに――。ファーストの会から参院選東京選挙区に出馬している荒木千陽氏の応援に2日、3日と連続で千代田区長の樋口高顕氏が駆けつけた。樋口氏といえば自民党公認で同選挙区に出馬している生稲晃子氏の演説会にも出席。樋口氏は都民ファーストの会の副代表のため、小池百合子都知事もブチギレか?と騒がれていた。
2日、千代田区の飯田橋で樋口氏と荒木氏が並び立った。樋口氏は「コロナ禍で医療も地域経済もひっ迫する中で補正予算を作り、東京都初、東京都独自という支援をしてきたのが荒木さんです。この人材を国政に送り出したいとは思いませんか」と気勢を上げた。同時に「厳しい戦いです。当落線上の下にあるのが現状です。皆さんで荒木さんを押し上げてほしい。勇気を与えてほしい」とお願いもした。
一体、荒木氏と生稲氏のどっちを応援しているのか。演説後に報道陣に囲まれた樋口氏は「区長の立場において区議会の皆さんと両輪としてさまざまな関係を大切にしています。区政にご理解とご協力をいただいているところにはそれぞれ激励に入っているというところです」と説明した。
樋口氏は小池事務所出身であり、区長選では都民ファ総出の支援を受けていた。報道陣から「小池氏から何か反応は」と問われると「皆さんには首長としての立場をご理解いただいていると思います」と問題ないと話した。
3日は小池氏も千代田区入り。樋口氏はマイクを握らなかったものの演説会には参加した。都民ファ関係者は「2日連続で応援に来たのでひとまずは落ち着くでしょう。特に支援者は一安心できるのではないか」と胸をなでおろした。もっとも「選挙後に事情は聴かないといけないでしょう」と含みを残す。
ブチギレてると思われた小池氏だがこの日は笑顔を保っていた。内心はいかに。












