ゴルフ界のスーパースターであるタイガー・ウッズ(46=米国)は、米ツアー今季メジャー最終戦「全英オープン」(7月14日開幕、英スコットランド・セントアンドリューズ・オールドC)を控える。メジャー2勝(全英&マスターズ)のサンディ・ライル(64)がそんな中、英紙「デーリー・ミラー」に「大きなチャンスがある」などと期待を寄せた。
ウッズは、昨年2月の自動車事故で右脚に重傷を負ったが、4月の「マスターズ」で公式戦復帰して4日間を完走。先月の「全米プロ選手権」は予選を突破するも、3日目に79を叩き、右脚の痛みも悪化して棄権した。今月の「全米オープン」は回避したが、過去2勝(2000、05年)を挙げたコースで行う150回目の記念大会への準備を進めている。
19年「マスターズ」など、これまでも厳しい状況に置かれながらも復活優勝を遂げてきたウッズとはいえ、選手生命を脅かす負傷からメジャーを制覇するのは簡単ではない。それでもライルは「マスターズでの復帰は驚いた。毎晩、脚の腫れに苦労していたようだが、セントアンドリューズは平坦なコースなので負担は少ないでしょう。本人にしかわからないこともあるが、マスターズを見たところではスイングも悪くなかったし、全英でのチャンスは大いにあると思う」と指摘した。
得意コースで歩行の負担が軽減されるのは大きなプラス材料というわけ。ウッズも4月の「マスターズ」最終日に全米、全米プロ出場には言及しなかった一方で、全英への意欲を示したのも、勝算を意識してのことかもしれない。またしてもスーパースターが不可能を可能にしてしまうのだろうか。












