【テキサス州オースティン発】WWE・スマックダウンで、中邑真輔(42)がまさかのMITB予選敗退となった。

 次回PPV「マネー・イン・ザ・バンク(MITB)」(7月2日=日本時間3日、ネバダ州ラスベガス)でのMITBラダー戦出場をかけ、因縁のある〝ブラッドラインの手下〟サミ・ゼインと激突。MITBラダー戦で勝てば、いつでもどこでもWWEユニバーサル王座に挑戦できる権利を得る。ゼインには約1か月前の対戦で完勝を収めていただけに、必勝を期してリングに上がった。

 ゴングが鳴ると、いきなり飛びつき腕十字でゼインを捕らえる速攻。さらにヒザ蹴りからキック、スライディングジャーマン、ライダーキックと攻め込んだ。しかし、中邑は場外でゼインにエクスプロイダーでフェンスに叩きつけられてダウン。何とかリングに戻ったものの、劣勢となった。

 中邑は観客の「ナカムラ! ナカムラ!」のチャントで受けて、コーナーから飛んできたゼインにカウンターの延髄斬りを見舞って逆転。続けてカカト落としを見舞うも、ゼインのみちのくドライバーをくらった。

 再逆転を狙った中邑はコーナーからゼインを叩き落とし、たぎりにたぎってキンシャサ弾。これをかわされると、痛めていた左ヒザをコーナーに打ちつけ、苦もんの表情を浮かべた。それでもコーナーから飛んで、レフェリーに抗議するゼインの後頭部にヒザ爆弾を叩き込んだ。

 続けて再びキンシャサを狙うが、ゼインは得意の場外脱出で回避。ここで中邑は場外にゼインを追いかけ、走り込んでこん身のキンシャサ弾を打ち込んだ。中邑は雄たけびを上げて勝利を確信。ゼインをリングに押し戻すと、自身もリングに戻った。その一瞬の隙にゼインのヘルヴァキックをくらって、無念の3カウント。土壇場で逆転負けを喫した。

 MITBラダー戦出場はならず、WWE&ユニバーサル統一王者ローマン・レインズへの挑戦を狙う中邑にとっては、王座挑戦が遠のく痛い敗戦となった。