新日本プロレスの内藤哲也(40)が、真夏の祭典「G1クライマックス」(7月16日、札幌で開幕)へ向け制御不能節を連発だ。22年ぶりとなる4ブロック制の採用には期待を寄せつつも、史上最多となる28選手エントリーには苦言。一方で同じCブロックに入った棚橋弘至(45)にはAEW暫定世界王座奪取を厳命した。
今年上半期に2度のIWGP世界ヘビー級王座取りに失敗した内藤は、G1で捲土重来を期す。昨年大会はザック・セイバーJr.との公式戦初戦で左ヒザを負傷。残り全戦不戦敗となっただけに、その悔しさを晴らす舞台となる。
団体旗揚げ50周年の今年は、史上最多28選手が参戦し、2000年大会以来の4ブロック制が採用された。例年までの20選手制でさえ多すぎると主張してきた内藤は「G1は選ばれた選手のみってイメージだったから、誰でも出られてしまうような大会になってしまったのは残念だな、と。第1回は8人でしたっけ? あれぐらい誰が優勝してもおかしくない方が面白かったって声もありますし」と安定のイチャモンをつけた。
ただし未体験のことを一方的な決めつけで批判するのはポリシーに反する。「俺は4ブロック制はやったことないですからね。実際にやってみたら面白かった、楽しかった、また見たいで終わるかもしれない」と前向きな一面ものぞかせる。
その上で「そうならなかった場合は来年以降、増やすのではなく逆にいくのもアリじゃないかな。史上最大(48人がエントリー)の『NEW JAPAN CUP(NJC)』も、ベスト4に残ったのは順当な4人(内藤、オカダ・カズチカ、鷹木信悟、ザック)だったわけで。もしかしたら史上最少でやった方がインパクトあるかもしれないよ?」と提言した。
その命運を握るブロック分けでは棚橋、ザック、後藤洋央紀、KENTA、EVIL、アーロン・ヘナーレと同組となった。棚橋は米AEWとの合同興行(26日=日本時間27日、イリノイ州シカゴ)でジョン・モクスリーとのAEW暫定世界王座戦を控え注目を集めている。
内藤は「そのベルトに対して興味はないけど、直近のNJC(3回戦)では危なげなく(自分が)勝ってますから。同じ展開になるよりは、AEWのベルトを持って自信を取り戻した棚橋弘至で来てほしい。そういう人がいないと、つまらないブロックになってしまうからね」と大一番での王座奪取を命じた。
ともあれ来年の1月4日東京ドームのメインイベントを目指す内藤にとってG1制覇は最重要事項。制御不能男がメモリアルイヤーの夏に挑む。












