卓球で世界トップに君臨する中国が、Tリーグ・ノジマカップ(14日)で優勝した早田ひな(日本生命)と準々決勝で姿を消した東京五輪金メダリストの伊藤美誠(スターツ)に注目し、警戒ランプを点灯させた。

 2024年パリ五輪代表選考対象となった大会で、伊藤は準々決勝で芝田沙希(日本ペイント)に敗退。その芝田を準決勝で下した平野美宇(木下グループ)に決勝で早田が勝ち、初代王者に輝いた。

 中国「新浪体育」は「伊藤は徐々にオーラを失い、早田が台頭。将来日本のリーダーになるチャンスがある」とのコラムを掲載。「伊藤は中国から研究され、トップ選手に勝つことが難しく脅威は薄れている。一方の早田は技術の向上と経験に伴い、脅威が高まっている。将来、早田が技術や戦術を追加できれば、彼女は中国に対してより脅威になる」と記した。

 また「テンセント」は「伊藤美誠が敗退。日本卓球界の進歩は早く、警戒が必要」とのコラムを掲載した。伊藤が芝田に敗れたことなどを伝えたうえで「日本女子の躍進は明らか。今の中国主力メンバーに影響を与えることは難しいが、陳夢らが引退すればすべてが変わる。若い選手を育成できなければ、将来(中国は)卓球女子ナンバーワンの名を失うことになるのだろう」と警鐘を鳴らした。

 パリ五輪まであと2年。早くも熱視線を注がれている。