フェンシングの世界選手権(19日、エジプト・カイロ)、男子エペ個人で見延和靖(35=ネクサス)が銀メダルを獲得した。日本協会によると、エペで日本勢の表彰台は初めてという。

 東京五輪男子団体金メダリストの見延は3回戦で山田優(28=山一商事)、準々決勝で狩野虹輝(24=JAL)と日本選手を下すと、勝ち上がった決勝では東京五輪個人金メダリストで世界ランキング1位ロマン・カノヌ(フランス)に12―15で敗れたものの、日本勢初のファイナリストとなった。

 見延らエペ日本代表勢は今回の世界選手権に向けて6月に沖縄合宿を実施。しかし、観光やレジャーに興じていたと文春オンラインで報じられると、日本フェンシング協会は公式サイトに謝罪文を掲載。さらに武井壮会長(49)は合宿の正当性を主張しつつも、一部選手が家族を帯同していたこともあって「一部不適切な点が確認された」と謝罪していた。

 大騒動となった中、注目された大会で見延が日本勢初で“みそぎ”を済ませたといえそうだ。