投手転向した中日・根尾昂投手(22)に、一部のOBからまさかの遊撃再コンバート案が浮上している。
もっか立浪竜では主軸の離脱者が続出。打撃不振で京田が11日に二軍降格となると、阿部が新型コロナウイルス感染で12日に抹消され、さらに右脇腹を痛めた高橋周と左手違和感のA・マルティネスを17日に抹消したため、立浪監督は育成2年目のワカマツを17日に支配下登録した。
この際、指揮官は「内野手がいなくなってきた。(ワカマツは)どこでも守れるので急きょ、育成選手から支配下選手にした。とにかくチャンスなので思い切ってプレーしてほしい」と期待を寄せていたが、そのワカマツまで「5番・三塁」で先発出場した18日のDeNA戦(バンテリン)で脇腹を痛めて途中交代。今後について立浪監督は「様子を見て決めないといけない」と頭を抱えている。
そのため、ある球団OBは「これだけ野手に離脱者が出てしまう緊急事態なんだから思い切った手を打っていくしかない。投手に転向させた根尾をもう一度、野手に戻すのも全然あり。正直、野手失格にした判断は早過ぎたと思う。根尾だって本心ではまだショートに未練があるだろうし、また野手としてチャンスをあげた方がいいのでは」と進言する。
しかし、球団OBで本紙評論家の宇野勝氏は反対意見だ。「野手としては打てないと見限った立浪監督の判断はちょっと早かったとも思うが、すでに投手としていいボールを投げて結果を出し始めているわけだし、これからまた野手に戻すなんてことはいくら何でもしないでしょ」と指摘。遊撃は高卒2年目の土田が経験を積んでいることもあり、このまま根尾は投手で起用したほうがいいと主張する。
本格的に投手転向して約2か月となる根尾は17日の阪神戦(甲子園)で今季10度目のリリーフ登板を果たし、自己最速タイの153キロをマークするなど打者一人を打ち取った。今季は10試合に登板して1ホールド、防御率2・25と結果を残しており、投手として着実にステップアップしている。
とはいえ、チームは離脱者続出の非常事態。立浪監督はどう乗り越えていくのか…。












