立浪竜にムードメーカーが戻ってきた。中日は28日の阪神戦(バンテリン)を4―1で逃げ切り、逆転CS進出へ3位・阪神に3・5ゲーム差まで迫った。最下位チームのムードアップに一翼を担っているのが4年目の滝野要外野手(26)だ。
8月5日に今季初昇格し、ここまで途中出場ながら5打数3安打と打率6割をマーク。しかし、新型コロナ感染が判明し、11日に抹消されたがこの日、一軍再昇格を果たした。滝野はバットだけでなく、日本ハムで話題の「きつねダンス」ならぬ「カニダンス」を考案して7日のDeNA戦前の円陣で披露すると、チームは5―0と快勝。この様子が中日公式のユーチューブで配信され、チーム内外で大注目された。
続けて9日の巨人戦でも円陣で「日曜日にカニダンスしたんですけど、インスタのDMで『お前は戦う顔してないから二軍に行け』って言われました」と暴露。これは5月に立浪監督が「戦う顔をしていない」として試合中に横浜から名古屋へ強制送還させた京田に向けた言葉を引用したもので、思わずナインも大爆笑となった。
球団OBは「その動画を見たけど、円陣の後ろをちょうど立浪監督が通り過ぎるところで、それを何も臆せず声出しできる滝野の度胸はある意味すごい」と舌を巻く。
この日も復帰して早速、声出しを任された滝野は用意した赤いカニがデザインされたメガネをかけると、両手でチョキをつくりカニのマネを披露し、ナインを笑わせた。チーム関係者も「事前にパーティーグッズを仕込んでおくなんてやることがニクい。いまや滝野といえば、カニダンス。中日は暗いと言われるけど、滝野が帰ってきて、またチームも盛り上がっていけるのでは」と期待を寄せている。竜のムードメーカー・滝野がプレー以外でも貢献しそうだ。












