激闘を制した。ノア16日の日本武道館大会で、拳王(37)が新日本プロレスの小島聡を破り、2018年以来4年ぶりとなるGHCヘビー級王座戴冠に成功した。
両雄の意地が激突する熱戦となった。拳王の重い蹴りと、小島のエルボーが何発も交錯。中盤には小島からの意表を突くモンゴリアンチョップに、雪崩式コジコジカッターを受けた拳王が大ピンチに陥った。さらにP.F.S(ダイビングフットスタンプ)をかわされてラリアートを首元に叩き込まれてしまう。
それでもカウント3を許さなかった拳王は、フィニッシュを狙って前進してくる小島に右のハイキックを浴びせることに成功。見えない位置からの強烈な一撃でヒザをつかせると、P.F.Sから月面水爆の要領で飛んでヒザを叩き込むムーンサルトダブルニーアタックで舞って、歓喜の3カウントを奪った。
試合後は「ノアは新日本プロレスの天下り先じゃなかったな!」と小島の健闘をたたえる。散々相手を「オッサン」とののしってきたが「メチャクチャ学ぶところがあった。そして少しだけ楽しかったよ。どうもありがとうな」と感謝の言葉を口にした。
悲願だった日本武道館のメインでベルトを奪取した反骨の男はどこへ向かうか。頂点に立ったこの男から、ますます目が離せなくなりそうだ。












