WWE・NXTで破竹の快進撃を続けてきた自称「神童」ロクサーヌ・ペレス(20)が、まさかの失速だ。

 4月にNXTでWWEデビューを飾ると「NXT女子ブレークアウトトーナメント」で優勝しNXT女子王座挑戦権を奪取。先週のNXTでは、コーラ・ジェイドとのコンビでNXT女子タッグ王者になった。

 今週は挑戦権を行使し、一気の2冠を狙ってNXT女子王者マンディ・ローズに挑んだが、試合前にアクシデントが発生。ロクサーヌは駐車場で何者かに襲われ、腹部を負傷してしまったのだ。タッグパートナーのコーラやスタッフが駆け寄る中で、苦悶の表情を浮かべた。

 王座戦でも腹部に包帯を分厚く巻いて出場。ゴングが鳴ると、王者から当然負傷した腹部を集中攻撃されて劣勢となる。だが、タックルを狙ったマンディをポストに自爆させ、何とか形勢逆転。場外のマンディにトペスイシーダを放つと、王者のセコンドで前NXT女子タッグ王者のジジ・ドリン&ジェイシー・ジェインを鉄柱に打ちつけた。

 さらにマンディをポップロックスで場外の床に叩きつけチャンス到来。セコンドに就いていたコーラもゲキを飛ばし、マンディをリングに押し戻した。ここでコーラは、腰に巻いていたNXT女子タッグベルトを外し、ロクサーヌの背後から何とベルトで一撃。相棒の裏切りに、ロクサーヌが困惑の表情を浮かべた時だ。王者マンディがランニングニーを挑戦者の顔面に叩き込んだ。

 強烈な一発でKOされたロクサーヌは3カウントを奪われ、NXT女子の2冠奪取はならず。試合後にはコーラから「私がアンタをつくって、ここに連れてきてあげたの。これがアンタのしたいこと? アンタは自分勝手なの! 自分勝手! 自分勝手!」と罵声を浴びせられると、スケートボードでめった打ちにされた。

 NXT女子タッグ王者になったばかりの2人が突然の空中分解。試合前の襲撃も、嫉妬心にかられたコーラが仕組んだということなのか。初めて浴びたWWEマットの〝洗礼〟。ロクサーヌは試合後、自身のツイッターにコーラから襲われた写真を掲載した上で「全ての勝算は私にある。あなたは報いを受ける」と投稿。相棒に決別を宣言して、報復を誓った。