バドミントンの世界選手権女子シングルスで2連覇を果たし、続くジャパン・オープンも制した山口茜(再春館製薬所)に対し、完敗した中国で称賛の声だ。

 山口は東京五輪女王の陳雨菲(中国)に対し、世界選手権決勝、さらにジャパンオープン準決勝と2連勝。この結果に対し、中国「北青網」はコラムで「陳は1週間で2度も山口に敗れた。今大会の中国女子シングルスの成績は低調としか言いようがない」と自国勢の不調を嘆き、山口の強さを検証した。

「昨年後半から今シーズンのさまざまな大会で、陳は山口と対戦するたびに苦戦を強いられた。強豪の戴資穎(台湾)は怖くないが、山口との対戦だけはほとんど不利な状況に陥った」と山口の〝陳キラー〟ぶりに着目。

「山口といえば、スタミナがあり、疲れを感じさせない『牛皮糖』スタイルが特徴。陳がシャトルをコートのあちこちに動かす能力も、山口が相手だと効果があまりない。何度もシャトルが地面に落ちそうになっても山口がセーブ。攻撃側の自信と気持ちをある程度まで落としてしまう。だからこそ、山口は世界選手権で2連覇することができた」と中国の粘るアメ『牛皮糖』にたとえ、強さに脱帽した。

 2024年パリ五輪まであと2年。山口の存在感は増すばかりだ。