新体操の日本代表「フェアリージャパンPOLA」は28日、東京・世田谷区の日体大キャンパスで2022年の新メーク発表と演技披露を行った。
昨夏の東京五輪団体8位だった日本勢。現在、2024年パリ五輪の枠取りがかかる9月の世界選手権(ブルガリア・ソフィア)へ向けて新メンバーで臨んでいる。表現力に欠かせないメークに関しては、各選手に専属美容コーチがつく徹底ぶりだ。
新たなメークのテーマは日本古来の化粧の色「白・黒・赤」がベース。フェアリージャパンとともに戦う美容のエキスパート・中岡弘喜氏は「日本のメークの起源は白粉(おしろい)、お歯黒、口紅。この3色のルーツを取り入れようと思った」と経緯を説明した。具体的に白はハイライト、黒はアイラインやマスカラ、赤はリップ。演目によってリップの赤色も微妙に変えるこだわりようだ。
また、5人の化粧を均一に見せる〝五つ子メーク〟に関して、メンバー同士の意思疎通も抜かりない。稲木李菜子(国士舘大)は「人それぞれ目やまゆ毛の形も違う。みんなが同じに見えるように、いつもよりアイラインを上げてみたり、みんなで話し合って声を掛け合いながらやっています」と語る。また、キャプテンの鈴木歩佳(ミキハウス)は「メークすると気合も入るしテンションも上がる」とメンタル効果を口にした上で「アイラインの角度なども注意し合っています」と演技と同じようにメークに重きを置いている。
海外勢に比べて小柄できゃしゃなフェアリージャパン。それを逆手に取った繊細な演技に加え、メークでも世界に誇る日本のオリジナリティーを見せるつもりだ。












