男子ゴルフのタイガー・ウッズ(46=米国)が、独自スケジュールで150回目の「全英オープン」(14日開幕、英スコットランド・セントアンドリューズ)に臨もうとしている。

 ウッズは右脚に重傷を負った昨年2月の自動車事故からの復帰戦となった4月の「マスターズ」で4日間をプレーした後、すぐさま「全英」出場を表明。平坦で右脚の負担が軽減され、過去2勝と相性のいいコースだけに、早くから照準を合わせていた。「全米プロ選手権」(5月)を3日目で棄権し、6月の「全米オープン」を欠場したのも聖地・セントアンドリューズでメジャー16勝目を勝ち取ることを見据えたものだ。

 直前の臨戦過程はやや変則的だ。松山英樹(LEXUS)ら多くの選手は前哨戦となる今週の「スコットランドオープン」を経て聖地へと乗り込むが、ウッズはこれをスキップ。ツアー外競技「JPマクマナス・プロアマ」(4~5日、アイルランド)で「全米プロ」以来の大会出場を果たし、通算7オーバーの39位。勝者(ザンダー・シャウフェレ)とは10打差がついたが、右脚の状態に「全米プロのときよりよくなっている」と語った。

 その後は英国やアイルランドのリンクスで調整。場所の公表はしていなかったが、その一端がSNSを通じて発覚した。7日にローリー・マキロイ(英国)とバリーバニオンGC(アイルランド)でラウンドしたことが、同GCの公式ツイッターで明らかになった。かねてウッズは「リンクス・ゴルフは違う種類のゲームなんだ」と語っており、以前と同じように〝全英仕様〟へと仕上げるため、リンクスでのプレーを体にしみ込ませているわけだ。

 全英のトーナメントウイークに入る月曜(11日)には、開催コースであるセントアンドリューズ・オールドCで行うイベント「R&Aセレブレーション・オブ・チャンピオンズ」に登場。4人一組でオールドCの1、2、17、18番をプレー。マキロイらと同組となったウッズは「セントアンドリューズには独特の雰囲気があり、思い出のあるコースでファンの前でプレーすることが楽しみ」とコメント。同イベントにはアマチュアの中島啓太(日体大4年)も参加する。