卓球の第2回パリ五輪代表選考会の全農カップ・トップ32最終日(4日、アクシオン福岡)、女子3位決定戦は早田ひな(22=日本生命)が長崎美柚(20=木下グループ)を4―2で退けた。

 伊藤美誠(スターツ)との準決勝でフルゲームの末に敗れてから約1時間後に臨んだ一戦。体力的に厳しい状況の中、相手に追いつめられる場面もあったが「焦りはなかった」。3月のライオンカップ・トップ32の決勝と同カードとなり「試合の中で研究しながらやっていった感じだった。5ゲーム目を取られて3―2になったけど、6ゲーム目の入り方はすごくよかった」と振り返った。

 一方、準決勝については「伊藤選手とやるときは『もう1人分の頭がほしいな』というぐらい頭を使うのですごく疲れる」としつつ「結果的に負けてしまったけど、自分の感覚をつかんだというか。これぐらいで打つことが正しい方向なんだとやっとつかめた。いい収穫になった」と成長のヒントをつかんだようだ。

 さらに早田は「中国選手もそうですけど、強い選手と試合するときはいつも通りのプレーをいかにできるかが大事」と強調。「〝点数を取りたい気持ち〟と〝勝つためにやらないといけないこと〟の葛藤に勝たないといけない。それができれば中国選手とも普通に戦えると思うし、自分の流れを絶対に渡さずに点数を取ることができるかなと。それを(準決勝の)1―3でようやく気づくことができた」

 選考会3連勝は逃したが、今後も早田は国内外の大会やTリーグで実力を磨いていく。