自民党の茂木敏充幹事長(66)は8日、参院選(10投開票)に立候補した各陣営に対し「最終日の選挙活動について」と題した文書を送った。

 茂木氏はこの日、自民党総裁を務めた安倍晋三元首相が遊説先の奈良県で銃撃を受け、搬送された病院で午後5時3分に死去したことに、哀悼の意と憤りを示した。

「深い悲しみとともに、強い憤りを覚えています。わが国の総理、わが党の総裁として強いリーダーシップを発揮し、内政、外交に大きな成果を残されました。様々なご功績に敬意を表し、哀悼の誠を捧げます。言論が暴力によって封殺されることはあってはならず、民主主義の根幹たる選挙が行われている最中、今回のテロ行為は民主主義に対する挑戦であり、断固抗議します」

 安倍氏が凶弾に倒れて迎える異例の選挙戦〝ラストデー〟。茂木氏は「暴力には屈しないという断固たる決意のもと、各地の事情も踏まえ、選挙活動を進めることにします。また、活動にあたっての安全確保に十分留意しての対応の徹底をお願いします」としている。